NYでは公共の場所は全面禁煙だし、嫌煙派のブルームバーグ市長の肝入りで、市内のレストラン及びバーは全面禁煙。どうしても吸いたい愛煙家のモクモク派は、店から出て吸わなければならない。冬の寒い時なんか、いい大人が、道ばたで肩をすぼめながらちびちびタバコを吸ってる姿なんて、みすぼらしく見えてしょうがない。
またそれも嫌煙派の作戦かもしれないけど。ちょっとそりゃ無いんじゃない? ってのか、最近巷で増えてきているのが、水パイプを置いているカフェ。
水パイプは、アラブ・イスラム圏で愛好されている喫煙スタイル。ハーブやスパイス等でフレーバーをつけたタバコをパイプの底で燃やし、のぼってきた煙を水の入ったパイプを通して吸う。水がフィルターの役目をしているので、ニコチンの残量も少なく、香りのいいひんやりした煙が美味い。
イスラム圏では、基本的に酒は飲めないので、カフェに集まった男たちは、甘いミントティーや、ドロリとしたアラビアンコーヒーを飲みながらしゃべりまくる。しかしそれだけじゃあ手持ち無沙汰なんで、一つの水パイプに何本もキセルをを差して、回しのみしながら、しゃべりまくるんだそうだ。
NYはあくまでも全面禁煙なので、店内ではタバコを使わず、ハーブだけを使用する。
それでも店内を追い出されるより、よっぽどましと思われているのか、水パイプ愛好家が急増中。水パイプを置いてあるカフェ、レストランも増えた。
国際ニュースの影響で、イスラム文化が注目されてきていることも、流行の後押しをしている。しかし厳密に言えば、イスラム教では、女性が人前に出たり、家族以外の男性と同席することも許されない。ましてや、女性がそんなカフェに出入りして喫煙するなんて、とんでもないことなんだが、そこはなんとなくOK。
「ルールさえ守ってれば、好きなようにやればいいんじゃない? ここはNYだし。一人でぼんやり吸うのもいいし、仲間でわいわいビールを飲みながら、しゃべりながら回しのみするのもいいし。女性客もけっこういるよ」
と、取材をしたカフェの親父さんは、小首を傾げてかわいく答えてくれた。しかしいくら「お好きなように」と言っても、守んなきゃいけないお約束があって、「パイプの吸い口に口をつけちゃダメ。吸い口を軽く握って、手に口を当てて吸うんだよ」とのこと。
色んな人種が混じりあうNYでは、ローカルルールが支配する水パイプカフェは、まだまだ増殖しそうですぞよ。
引用記事
エキサイト
http://excite.co.jp/News/bit/00091180837980.html
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